理事長挨拶
「高齢者が、住み慣れた地域や家庭で安心して暮らせる社会を」
高齢社会が急速に進展するなかで、“病気になった後もできる限り住み慣れた地域や家庭で安心して療養生活を送りたい”こうしたニーズに応え、平成6年12月、石川県における在宅ケアの推進母体として、石川県、石川県医師会、石川県看護協会で構成する社団法人「石川県医療在宅ケア事業団」が設立されました。
以来、市町や関係団体等と連携を図りつつ、各地域の特性や需要を踏まえ、訪問看護ステーションを設置し在宅ケアの充実に努めてまいりました。
また、介護保険が開始された平成12年4月から、一部の訪問看護ステーションには居宅介護支援事業所を併設し、ケアプラン作成と訪問看護事業を一体的に行ってきたところです。
社会保障制度の見直しに沿って、医療については施設から在宅への流れが大きくなっております。本事業団は、公益性のある一般社団法人として、さらに膨らむ在宅ケアの要請に応え、高齢者等の福祉の増進に貢献してまいる所存です。
皆様のご支援、ご指導を、心からお願い申し上げます。
理事長 安 田 健 二